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七五三の写真、メガネは外すべき?反射を防ぐ3つの方法

天気も良くて撮影日和なのに、なんだか写真がいまいち…。その正体はメガネの光反射かもしれません。ブルーライトカットなどの加工レンズは特に反射しやすく、目が消えてしまうことも。カメラマンが教える対策と、当日のポイントをお伝えします。

七五三の写真、メガネは外すべき?反射を防ぐ3つの方法

晴れた日なのに、なんだか写真がいまいち——その正体は

「天気もよかったのに、なんとなく写真がいまいちだった」

撮影後にそう感じたことはありませんか?原因のひとつとして意外と多いのが、メガネの光反射です。

晴れた日はとても撮影日和。光が柔らかく、背景も映える。でも、その「良い光」がメガネのレンズに当たって反射してしまうと、目が完全に見えなくなってしまうことがあります。

ブルーライトカットレンズが特に反射しやすい

普通のメガネでも反射は起きますが、ブルーライトカットや反射防止・UVカットなどの加工が施されたレンズは特に注意が必要です。

これらのコーティングは、光を効率よく反射・吸収する設計になっているため、カメラから見ると目の部分がきらっと光ってしまいます。

スマホで撮ったスナップ写真ではあまり気にならなくても、プロのカメラ+しっかりした光の中では、思っている以上に目が消えてしまうことがあります。

カメラマンも1枚1枚確認が必要

これはカメラマン側の話でもあります。

メガネをかけているご家族がいる場合、1枚撮るたびにメガネに反射が出ていないか確認する必要があります。角度によって反射が出たり出なかったりするので、「さっき大丈夫だったから今回も大丈夫」とはいかない。

実際に撮影していると、光の当たり方・被写体の向き・太陽の位置がほんの少し変わるだけで、反射の状態が変わります。丁寧に確認しながら撮影を進めることが、仕上がりの差につながります。

プロが使う3つの反射対策

1. 角度・ポーズを工夫する

カメラに対して正面を向くほど反射が出やすくなります。体を少し斜めに向けてもらうだけで、レンズへの光の入り方が変わり、反射が軽減できます。七五三のポーズは斜め向きが自然に映えるものも多いので、反射対策と写真映えが同時に叶います。

2. カメラの高さ・角度を調整する

カメラマンが少し高めの位置から撮るだけで、メガネへの光の入り方が変わります。逆にローアングルで撮ると反射が出やすくなることもあります。状況に応じてアングルを調整しながら確認していきます。

3. 光の方向を読む

屋外の場合、太陽の位置に対してどの方向を向いて撮るかで反射の度合いが全く変わります。逆光・半逆光の状況では反射が出にくく、順光(太陽が正面から当たる)だと出やすい傾向があります。撮影スポットを選ぶときも、光の方向を考慮しながら動いています。

当日の対策:2つの選択肢

1. コンタクトレンズに切り替える

最も確実な方法です。撮影当日だけコンタクトにしておくと、反射の心配がなく、目元もはっきり写ります。普段コンタクトを使っていない方も、撮影日だけのために用意する価値は十分あります。

2. 撮影中はメガネを外す

コンタクトが難しい場合は、撮影の間だけメガネを外すのも選択肢です。「普段の姿を残したい」「メガネがトレードマーク」という場合は無理に外す必要はありませんが、反射が出てしまったカットは後からどうしようもないので、事前に決めておくと安心です。

レンズの種類で「反射の出やすさ」はこんなに変わる

ひとくちにメガネと言っても、レンズの仕様によって写り込みの出方はかなり違います。撮影者として「あ、これは反射が出やすいぞ」と身構えるのは、次のようなレンズです。

レンズの種類反射・写りの特徴
調光レンズ(紫外線で色が変わる)屋外で色が濃くなり、目が見えにくくなる。神社での屋外撮影だと撮影中ずっと色づいたままのことも
遠近両用・累進レンズレンズ下部の度数が強く、目元が歪んで写ることがある。視線の角度で見え方が変わる
強度近視の分厚いレンズフチが渦巻き状に写り、目が小さく見える。反射面積も大きい
フレーム自体がツヤのある素材レンズだけでなくフレームのフチがテカる。メタルや光沢プラは要注意

特に見落とされがちなのが調光レンズです。「室内では普通のメガネ」と思っていても、神社の境内に出た瞬間に色づいて、せっかくのお顔の表情や目元が暗く沈んでしまうことがあります。屋外撮影が中心になりそうな日は、調光タイプかどうかだけ事前に教えていただけると、立ち位置やタイミングを調整しやすくなります。

シーン別「反射が出やすい場所・出にくい場所」

同じメガネでも、どこで撮るかによって反射の出やすさは大きく変わります。横浜近郊で出張・スタジオ両方を撮っている実感として、ざっくり次のような傾向があります。

  • 一番危険なのは屋外の順光(太陽を背にして顔に光が当たる状態)。空全体がレンズに映り込み、白く反射しやすい
  • 逆光・日陰はむしろ出にくい。やわらかい光で顔を包めるので、反射対策と相性が良い
  • 神社の白い砂利・玉砂利、手水舎や池の水面は、地面からの照り返しでレンズが下から光ることがある
  • スタジオはライトの位置で調整できるので、屋外より反射はコントロールしやすい

つまり「ピーカンの晴れ・順光」が、見栄えは良さそうでいてメガネには一番手強い条件。撮影者側で日陰や逆光を選んだり、立ち位置を半歩ずらすだけで解消できることも多いので、当日の声かけにお任せください。

祖父母世代こそ気をつけたい盲点

七五三やお宮参りは三世代でのお祝いも多く、おじいちゃん・おばあちゃんの集合写真も大切な一枚になります。実は祖父母世代のほうが、反射やテカりの要素が増えがちです。

  • 老眼鏡・遠近両用は度数が強く、目元が歪んだり反射が出やすい
  • 色つき・調光のサングラス的なレンズで、屋外だと目元が隠れて表情が見えない
  • 補聴器の光沢部分が、横顔のアングルで小さく光ることがある

ご本人は気づきにくい部分なので、集合写真の前に「ちょっと角度をいただきますね」と声をかけて整えるようにしています。主役のお子さんだけでなく、囲む大人全員の見え方まで見ているのが、当日の撮影者の役割だと思っています。

ついでに気をつけたい、メガネ以外の小さな盲点

レンズの反射と同じ原理で、光を強く返すものは写真の中で意図せず目立ってしまいます。せっかくなので、当日ちょっとだけ意識すると仕上がりが整うポイントをまとめます。

  • ツヤ・ラメの強い服やアクセサリー——光を反射して白飛びしやすい。お子さんの被布の金糸などは可愛い反面、角度で光ることがある
  • 日焼け止めの白浮き——顔や首だけ青白く写ることがある。塗ったらしっかりなじませて
  • 前髪で目が隠れる——表情のいちばんの見どころが影に。撮影前にそっと留めるだけで印象が変わる
  • 汗・皮脂のテカり——夏場や動き回った後の額・鼻。ハンカチで軽く押さえるだけで十分

どれも事前に知っていれば数秒で対処できることばかり。気づいた時はその場でお声がけしますので、構えずにいてくださいね。

メガネの反射・よくある質問

Q. メガネを外すと足元が見えず、写真でも不安そうな顔になりそうです。 A. 撮影の一瞬だけ外し、構図が決まってから「はい」の合図で前を見ていただく形にできます。立ち位置はこちらで誘導するので、歩く心配のない状態でシャッターを切ります。どうしても不安な場合は、かけたまま角度で対応する方法も選べます。

Q. 子どもがメガネをかけています。外すべき? A. お子さんはかけたままが自然なことが多いです。普段の表情こそその子らしさなので、無理に外さず、カメラの高さと光の向きで反射を逃がします。ご本人が外したがるときだけ、様子を見て対応します。

Q. 家族写真で一人だけメガネを外すと不自然では? A. 全身〜上半身の集合写真では、一人外していても写真上はほとんど分かりません。気になる場合は全員かけたままにして、並び順や角度で反射を抑える撮り方もできます。仕上がりのバランスを見て、その場でご提案します。

撮影前に一言教えてください

PASHALYでは撮影前にご家族の状況を確認しますが、メガネをお使いの方がいれば事前に教えていただけると助かります。

当日の光の状況に合わせて、反射が出にくいポジションや角度を工夫します。それでも反射が出る場合はその場でお伝えして、外すかどうかご相談しながら進めます。

せっかくの晴れた撮影日和を、メガネの反射で台無しにしないために。ぜひ頭の片隅に置いておいてください。

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